あまり目的も無く、奈良へ。
駅の一歩外に出ると、日本と日本以外の世界中の人で、地面が埋め尽くされてた。
氷室神社の謎の行列。BOØWYの聖地だったりして?とか
鹿は人の間を縫うように、人は鹿の間を縫うように、妙な体系で共存している感じ。
これはほんの一例だが、外国の人の動物の溺愛ぶりは凄まじい。多分地元で牛とか馬とか飼ってるのかも。登山に行くと野生の鹿や猿と出くわすことがある。奴らのほとんどが「マダニ」や「山ビル」を媒介するので、絶対に近寄ったり触ったりしない。
奈良公園の鹿は大丈夫と言ったって、やっぱりベタベタ触るのは良くないし、鹿にも失礼かなと。
人混み(と鹿混み)を逃れて若草山に登る。
大勢の幼稚園の遠足の日だったみたい。となりのトトロの「さんぽ」って言う歌(あるこー、あるこー、わたしわーげんきー ってやつ)を合唱しながら自らを鼓舞し(鼓舞させられてる)、べそをかきながら登る姿に思わず感動する。
ローラー娘の時も、うちの5歳児も、同じ歌で歩かされてきたのか。凄い歌だ。
頂上にたむろする連中。鹿せんべいも持たない人間(自分だ)には、全く興味がなさそうに一瞥するだけ。それに、地面の黒いブツは、彼らの排泄物だしで、お互い適度な距離感で済ませておくのが良い。
若草山の頂上から奈良盆地をぼんやり遠景できたのは良い気分転換になったけど、道中の人の多さはとても疲れた。それと同時に、海外の旅行メディアには、奈良はどんな感じで紹介されてるのか興味深い。
講習を受けたことすら忘れていた認定証が届いてた。しかも超絶冴えない写真。仕事の幅が広がるとか転職に有利とか色々世間では言われているけど、どちらも自分には縁がないし、講習の最中もこれを持っていると何ができるのか「さっぱりわからなかった」。
でも、自発的に勉強した俺、偉いって事実は大事。それでなくても脳のシワは日々急速に目減してるので。
今日から世間はGWで、今日から自分は銭湯の3連勤。去年の日記を見返したら、全く同じだった。湯を沸かして番台に座っていても、いつものように常連がどっと押し寄せてくることもなく、表に出した暖簾が風に吹かれてゆらゆらするのを、ただぼんやり眺めてるとか、近所の野良猫が玄関の前で入りたそうにじっとこっちを見て、またどこかへ行ってしまうだとか、
365連休の自分みたいなものにも、GWの空気は平等に、穏やかです。
日記の前半はまさに今の日本全国の暗部ですね。
インバウンドとやらが日本のタメになるのか、ハッ?
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●がりおアニキこんばんわ。今日も用事があり心斎橋に行ってきましたが、もー、インバウンドとやらが円安を満喫しまくってました。日本は天国と思われている様子。現地人(われわれ)は、地獄の口が見えてますから、これはやばい!
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